再就職した話

日記

お久しぶりの更新です。

4月に茨城から埼玉に引っ越しをしました。なんやかんやあり、猫たちも人間も新しい環境に慣れました。

そんなこんなで、7月から近所で事務のパートを始めました。非常に細かいルールがあり、逆に働きやすい職場です。マニュアルがあるのは素晴らしい。しかし、社員の人らのゆるふわ具合に、前職の殺伐とした環境で働いていた記憶がよみがえり、嫉妬のような感情が渦巻きます。そしてこう思いました。

「私、今正社員にならないと一生ゆるふわ社員に嫉妬する醜いパートだ」

そうして、新しい職場で2週間働いた後、転職エージェントに登録しました。有名どころに登録しましたが、エージェントガチャに外れたのか、どこも微妙でした。一か所だけ、担当者チェンジを願い出たところだけ、大変熱心なエージェントに巡り合い、結果的にインセンティブは与えられなかったものの、悔いのない転職活動ができました。

都内のでっかいビルに社会見学気分で面接に行ったり、オンライン面接中に停電したり、採用担当のやる気のなさに腹を立てたり、私をマスコミだと思って実際にアプローチしてくださる?というトンデモオババに遭遇したり、いろいろありました。トンデモオババに関しては、まったく興味のない企業だったのでボールペンを一千万で売ってくれみたいなこと言う面接官マジでいるんだ…へぇ…という気持ちになり、回答は演技経験がないのでと拒否しました(そういうことではないのは知ったうえで)。

面接は最終的に10社受け、受けずに辞退したものは8社でした。内定は全部で3社。辞退したなかには某アニメ制作会社や某菓子メーカー、某大学事務などもありましたが、なんか違うなという自分の直感を信じ、一番自分に合っていそうな会社に入ることを決めました。

2年間ニートでも正社員として充分採用されるという、自分の市場価値がわかりました。それもひとえに、7月から始めたパート先のゆるふわ社員のお陰です。あのゆるふわ社員がいなければ私はパートで人生を終えたかもしれません。年齢的にも再就職は最後のチャンスだったと思います。

ありがとう、ゆるふわ社員たち。あと少しお世話になります。

最後の面接を受けた帰りに食べたまぜそば。この世の塩分を濃縮した味わいでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました